暗記が基本。初心者が選ぶべき解法書はコレ
そんな上野さんには、ナゾロジーでぜひ伝えて欲しいことがあるという。それは、「初心者こそいい解法書に出会ってほしい」ということだ。
ルービックキューブが難しいのは「コレを揃えるとアレが崩れる」からだ。そこで何となく諦めてしまった人も多いと思う。
しかし、ルービックキューブには決まった解き方があるのだ。
上野さんいわく、実は初心者が一番早く上達するコツは「解法書をもとに手順を覚える」こと。
しかし解法書といっても、何を見ればいいのかは初心者にはわからないし、現状ではググっても有益な情報にたどり着けるとは言い難い検索環境だ。
そこで、上野さんが知る限り「一番親切でわかりやすい」解法書を教えてもらった。それはルービックキューブの元世界記録保持者などが運営する通販サイト「tribox(トライボックス)」が発行している解法書だ。
まずはtriboxのHP上にある「初めてのルービックキューブ」を見てほしい。動画と図解で解法の手順がステップごとに解説されている。
ここで大事なのが、「暗記が基本」ということ。
ルービックキューブを揃えるには、もちろん「センス」とか「才能」とかもあるかもしれないが、それはもっと高みでの話だろう。
まずはこの手順を暗記することが、結局はいち早くプロくなる近道なのだ。
試しに筆者も解法書を手元にチャンレジしてみた。確かに時間はかかるものの、今までの苦手意識が少し薄れ、目からキューブ…もといウロコが落ちた。
何も見ずに完成させられるようになったら、今度はタイムを測ってみるといいだろう。この頃になればルービックキューブの楽しさにハマっていること間違いなしだ。