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アドレスの「@」は500年前から使われていた (2/2)

2019.05.08 Wednesday

前ページ「@」は商業用の「単価記号」だった

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インターネット時代の「@」

その後「@」は活躍の場を広げることなく、1800年代半ばに登場したタイプライター第1号の中にも「@」キーは含まれていなかった。

しかし1971年、プログラマーのレイ・トムリンソン氏が「@」を一躍大スターにのし上げる。

彼はインターネットの電子メール・アドレスで、ユーザー名とドメイン名を分けるために「@」を使用したのだ。要するにユーザーが、個別のローカルマシン上ではなく、別のホスト上にいることを「@」で示した。

ここから現在最も一般的な「@=at」の意味が誕生する。

Credit:pixabay

トムリンソン氏は、アドレスに「@」を使用した理由についてこう話している。

「選択肢は多くありませんでした。コンマやイコールではあまり意味的に不適切だと思ったからです。そこで@を『〜のホストにいる〜さん』つまりアット(at)の意味で使おうと決めました。」

トムリンソン氏は残念ながら2016年に亡くなっているが、彼が残した「@」は世界中のアドレス内で生き続けている。

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/4421

reference: smithsonianmagtheguardian / written & text by くらのすけ

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