手振れが一番の問題
ガリレオ衛星が見れる双眼鏡のスペックだが、倍率は7~10倍、対物レンズの口径は42ミリあれば可能だ。もっと低価格な双眼鏡だと、たとえば「SVBONY SV40」でも見ることができそうだ。ただし、倍率が高いほど手振れが影響する。
重要なのは倍率よりも手振れをしないこと。基本的に三脚固定が望ましいが、どうしてもない場合は、ベランダの柵に肘をつき、双眼鏡をかまえ、脇をしっかりしめて固定する。
つまり、三脚として腕を使うイメージだ。じっくり観察はできないが、私はこの方法でガリレオ衛星が見えることは確認している。