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Credit:Wikimedia Commons
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「見つけたらすぐに殺して」危険な淡水魚にアメリカも異例の勧告 (2/2)

2019.10.11 Friday

前ページ「生態系崩壊」をもたらす危険分子

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カムルチーが侵略してくる?

一番厄介なのは、陸上で呼吸できる能力を持っていることです。なんと、数日間なら陸上でも生き延びることができるほど。

そのため、釣り上げたカムルチーを地面や桟橋に置きっ放しにすると、ジリジリと移動して川に舞い戻ることもあるといいます。

カムルチーがアメリカで初めて確認されたのは2002年。メリーランド州・クロフトンにある川の生態系を、群れで荒らしているところが発見されました。その際、同州は発見された川域に毒を散布し、新生魚も含めて500匹以上のカムルチーを駆除したとのこと。

それ以後、その存在は映画界にも知れ渡り、同国の衛星・ケーブルテレビ局「Syfy(サイファイ)」にて、カムルチーを題材にした作品「Snakehead Terror」なるものまで製作されました。

「Snakehead Terror」の予告トレーラーはこちら。

ジョージア州当局は「カムルチーが州内の他の水域に陸路で移動し始める前に、この侵略を食い止めたい」と考えていると話したそうです。これはちょっと映画の見過ぎかも…?

近い将来、カムルチーが「淡水界のジョーズ」として、世界中に知れ渡る日がこないことを祈りましょう。

reference: vice / written by くらのすけ

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