飼い主を食べるペットたち
これまでに数多くの、イヌやネコが死んだ飼い主を「好んで」食べていた、というショッキングな報告がなされています。
少なくないケースで、彼らはまだ餌場に沢山のドックフードやキャットフードがあるにもかかわらず、死んだ飼い主を先に食べていたのです。
特にイヌにおいては飼い主を食べる行動が顕著であり、同じようなケースの24%では、飼い主が死んで1日以内に、イヌは飼い主を食べ始めていました。
彼らには虐待されていた形跡は一切なく、異常な行動もみられませんでした。
また野生のイヌ科が、獲物の内臓から食べるのが普通である一方で、飼われていたイヌはの73%は、飼い主の顔から食べ始めていました。
イヌががなぜ飼い主の顔から食べるのかは解っていません。
研究者は、飼い主が死んでパニックになったイヌが、飼い主を起こそうと顔をかじっているなかで、不意に食欲を刺激されてしまったからだと推測しました。