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ワイヤを使ってVR空間に「触覚」をもたらす新技術が誕生

2020.04.24 Friday

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Credit: Cathy Fang

カーネギーメロン大学(米)のフューチャー・インターフェース・グループが、VR空間に「触覚」をもたらす新技術を発表しました。

この技術は「ワイヤリアリティ(Wireality)」と呼ばれており、手首や五指につないだワイヤの伸縮によって、バーチャル空間にある物体表面の手触りを再現します。

はた目から見るとかなりシュールではありますが、VR技術を大きく飛躍させる研究となりました。

仮想空間のモノが触れる!

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ワイヤリアリティは、肩の上に乗せた本機から7本のワイヤを伸ばし、ユーザーの五指と手首、手の甲へとつなぎます。

ワイヤはバネ仕掛けになっており、手や指の動きに合わせて伸縮可能です。

これをハンドトラッキング型のVRと連動させることで、仮想空間にある物体に触れることができます。

ワイヤと接続した7つのポイントが、仮想物体に接触した箇所で軽く固定されることで、リアルな触覚が再現されます。

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これにより、指や手首が、物体表面の抵抗を感じて、まるで直接触っているかのような錯覚を引き起こすのです。

ワイヤのロックは、各ポイントが仮想物体から放れた瞬間に解除されます。

この技術を使えば、恐竜やドラゴンなど、この世にいない生物とのコミュニケーションを体験できるかもしれません。

次ページ複雑なモノの形も忠実に再現

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