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ワイヤを使ってVR空間に「触覚」をもたらす新技術が誕生 (2/2)

2020.04.24 Friday

前ページ仮想空間のモノが触れる!

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複雑なモノの形も忠実に再現

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ワイヤリアリティは、棒状のポールをつかんだり、デコボコした表面を触ることにも対応します。

一方で、本機にはモーターが搭載されていないので、滑らかな動きの再現はできないようです。

例えば、デコボコの表面に触れることはできても、その上で指を滑らすように撫でることはできません。

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また、皮膚感覚の再現(トゲの鋭さや羽毛の手触りなど)も、現時点では不可能です。

具体的な手触りは、手の平の感覚神経をジャックして、脳に直接的な刺激を起こすことでしか実現できません。

皮膚感覚とVRをつなげるのは、また別の問題ですし、解決すべき点も山ほどあります。

それでも、視覚と聴覚に次いで、触覚が追加されたことは大きな進歩であり、VRへのさらなる没入感を可能にするでしょう。

今後の研究次第では、皮膚感覚のみならず、味覚や嗅覚の導入も十分にありえます。

ゆくゆくは身体感覚のすべてが補完され、現実とVRの見分けがつかなくなり…なんていう、マトリックス的な世界が訪れるかもしれません。

思念で指を動かし、触覚も感じられる最新「義手」が登場

reference: newatlas, chrisharrison(PDF) / written by くらのすけ

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