隕石がお尻に直撃した女性も…
隕石で命を落とす確率は、かぎりなくゼロに近いと言えます。
2013年にロシアのチェリャビンスクに落下した巨大隕石ですら、1500名近くのケガ人を出しておきながら、死亡者はいませんでした。
それでも、隕石が当たって生き残った人の話ならいくつか存在します。
1954年11月30日、アメリカ・アラバマ州にて、アン・ホッジスという女性(当時、34歳)が、自宅ソファーでくつろいでいると、隕石のつぶてが屋根を突き破って、お尻に直撃したのです。
彼女はケガを負ったものの、命に別状はありませんでした。しかも、直撃後も歩けたそうです。
彼女はトルコ人の男性とは違い、史上最も幸運な女性だったのかもしれません。
研究の詳細は、4月22日付けで「Meteoritics & Planetary Science」に掲載されました。
記事内容を一部修正して再送しております。