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「ニキシー管」を使ったSFチックな腕時計が発売! 宇宙工学の技術も応用

2020.06.09 Tuesday

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credit: Handcrafted workshop ,kickstarter

腕時計は時刻を知るためだけでなく、見た目のかっこよさやファッション性が重視されるアイテムです。

5月27日、宇宙開発の技術を使ったサイバーパンクでレトロな見た目の腕時計が発表されました。

アメリカの腕時計メーカーHandcrafted workshopは、時刻表示部分にスペースシャトルで使われていたVFD表示(蛍光表示)を用いた腕時計「NIXOID」を発売。現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資を受付中です。

蛍光表示は液晶ディスプレイよりも明るい発光で時刻を表示できるだけでなく、「ニキシー管」のような形状と組み合わせることで、SFチックな雰囲気を演出できます。

しかし、蛍光表示は消費電力が激しく小型化が困難なため、腕時計には不向きとされていたそうです。

そんな中、Handcrafted workshopは大型のニキシー管「IV-6」と小型の「IV-15」を用いて、午前午後表示、時刻表示、秒表示を可能にしたニキシー管腕時計を開発してしまいました。

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credit: kickstarter

丸形の蛍光表示腕時計「Space 」

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credit: kickstarter

Handcrafted workshopが今回kickstarterを通して発売する腕時計は2種類あります。そのうちの一つが丸い形とニキシー管が特徴の「Space」です。

中央に配置された2つのニキシー管が時刻を表していて、時計右側にあるスイッチを押すことで分や秒の表示、日付、バッテリー残量を知れます。

また、充電はUSBケーブルに対応。一回の充電で10日以上持つそうです。

また厚さが16.7 mm、重さが26 g(10円玉5枚ぐらい)と小さいので、普段使いしやすそうですね。

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充電中は小さなニキシー管が赤く光り。とてもきれいです。/ credit: kickstarter
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サイバーパンクな雰囲気がかっこいいですね / credit: kickstarter

次ページ角型の蛍光表示腕時計「Cyber」

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