優しく抱きしめるためのHuggieBot2.0機能
リアルなハグを実現するために、ロボットにはユーザーの接触を感知できる柔らかい胴体が備わっています。
またロボットの体は加熱パッド、紫のローブ、グレーのスウェットで覆われており、手もパッド入りのミトンで包まれています。
ロボットの頭には表情を映し出すモニターや、深度検知カメラ、スピーカー、およびマイクロコントローラーが付いています。
これにより、ロボットはユーザーが近づいてきたことを感知。腕を広げて、「抱きしめてくれませんか?」と尋ねてくれます。
さらに腕の関節にはトルクセンサーがあり、個々のユーザーの体型に合わせて適度な力で抱きしめてあげることが可能です。
加えてトルクセンサーは、ユーザーがハグから離れようとする動きも感知できます。
同時に背中にある別の触覚センサーが、ユーザーの腕がロボットの背中から離れる瞬間を素早く感知。
これによりロボットは、ユーザーがハグをやめようとした瞬間、同時に自分のハグも優しく開放します。人間同士の繊細かつ相互的なハグ解放が実現されるのです。