サルがゲーム操作している時の神経活動を脳インプラントで記録
動画では、ワイヤレス脳インプラント「N1 Link」が埋め込まれたサルが登場します。
N1 Linkとは脳に埋め込む小型デバイスであり、1024個の電極が脳の神経活動を記録。外部のコンピュータにワイヤレスで送信できます。
最初にサルは、物理スティックを使ってゲームのルールと操作を覚えました。
スティックでボールをオレンジ色のマスに誘導すると、報酬として鉄製ストローからバナナスムージーを貰えるのです。
動画の前半ではかなりスムーズにゲームを操作している様子が映し出されています。
同時にチームは、サルの脳活動を記録。操作時にどのニューロンが発火したかなどの情報を取得しました。
さらに神経活動のパターンと操作を機械学習によってモデル化しました。これにより、「脳の働きからサルが意図した操作を予測」することに成功します。
つまり、サルが頭で考えた操作をデータ化できたのです。
これによりテストは次の段階に進みます。