「見慣れた鳥」に潜んでいた数十年の謎
今回新種と認定されたのは、ガラパゴス・ラヴァサギ(学名:Butorides sundevalli)です。
この鳥はエクアドル沖のガラパゴス諸島で広く見られ、研究者にとっても珍しい存在ではありませんでした。
しかし問題は、その「普通さ」にありました。
このラヴァサギは、羽毛の色や模様の個体差が非常に大きく、見た目だけでは分類が難しいことで知られていました。
そのため長年にわたり、「南米に生息するササゴイ(学名:Butorides striata)の亜種ではないか」と考えられてきたのです。
こちらはすでに知られていたササゴイの画像。

実際、科学者たちは数十年間にわたって形態や羽毛の特徴を調べ続けてきました。
しかし、明確な結論には至りませんでした。
つまり、この鳥は「ずっと目の前にいたのに、正体が分からないまま」の存在だったのです。
この状況に挑んだのがメンダレス氏でした。
彼は指導教員であるハイメ・チャベス氏とともに研究チームを組み、2022年に現地調査を実施。
さらに、カリフォルニア科学アカデミーやアメリカ自然史博物館、フィールド自然史博物館に保存されている標本も分析に加え、時間や地域を超えたデータを統合しました。
ここで重要だったのは、「見た目に頼らない」アプローチです。
従来の研究が形態に依存していたのに対し、メンダレス氏は遺伝子というより直接的な証拠に目を向けました。



























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