「すぐ送れ」と「焦らせ」、心理学は正反対の答えを出していた

デートが終わって「じゃあ、また」と手を振り、ひとりになった帰り道にスマホを取り出して「今日はありがとう」と打ちかけたところで、ふと
「今すぐ送ったら、がっついていると思われないだろうか?」
「少し時間を空けたほうが、気を引けるかな?」
「かといって明日まで待ったら、そっけないと思われないだろうか?」
という気持ちが脳裏に浮かぶことがあるでしょう。
恋愛を経験した人はもちろん、恋愛未経験でもデート後のメッセージを送るタイミングについては一家言あるひともいるはずです。
論文によれば、英語で「初デートの後、いつメッセージを送るべきか」と検索すると、92億件もの結果が出てくるそうです。
さらに厄介なことに心理学の知見も、正反対の2つの方向を指しています。
1つは、手に入りにくいものほど欲しくなるという考え方(希少性の原理)です。
これに従えば、なかなか連絡してこない相手ほど価値が高く見え、焦らすほど効果があるはずです。
もう1つは、人は自分を好いてくれる人を好きになるという考え方(好意の返報性)です。
こちらに従えば、連絡が遅いほど「脈がない」と受け取られ、気持ちは冷めていくはずです。
そこで今回、ロイファナ大学の研究者たちは、この2つの考え方の中間に、ちょうどいい「間」があるのではないかと考え、調査することにしました。



























