初デート後の連絡タイミングは「翌朝」が最も効果的だった――焦らし作戦は裏目に
初デート後の連絡タイミングは「翌朝」が最も効果的だった――焦らし作戦は裏目に / Credit:Canva
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初デート後の連絡タイミングは「翌朝」が最も効果的だった――焦らし作戦は裏目に (3/3)

2026.09.23 20:30:45 Wednesday

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「がっついている」と思われても、恋は冷めなかった

「がっついている」と思われても、恋は冷めなかった
「がっついている」と思われても、恋は冷めなかった / Credit:Canva

翌朝が最も効き、2日後が最も効かなかった理由はなんだったのか?

答えを得るため研究チームは参加者に、どんな「印象」を抱いたかも尋ねていました。

まず「メッセージを待つあいだ、相手のことをどれだけ強く考えそうか」は、3つのタイミングではっきりとは変わりませんでした。

「自分と相手のどちらが恋愛の相手として上か」という感覚(相対的な配偶価値、メイトバリュー)にいたっては、3条件でぴくりとも動きません。

タイミングを変えても、送り主の株が上がることはなかったのです。

しかし送り主が交際をどれだけ欲しがって見えるか(がっつき度)の得点は、直後なら9段階で6.02点、翌朝は5.05点、2日後には4.05点まで下がります。

焦らすほど、余裕のある人間に見えるというわけです。

ところが意外なことに、この点数は相手の交際意欲と結びついていませんでした。

さらに、がっついていると思われた送り主が、そのぶん嫌われることもありませんでした。

連絡のタイミングと相手に与える印象
連絡のタイミングと相手に与える印象 / Credit:How the timing of texting triggers romantic interest after the first date: A curvilinear U-shaped effect and its underlying mechanisms

代わりに、2日も待たせると、はっきり削られてしまうものが2つありました。

1つは、「この人も自分を好いてくれている」という手応え(好意の返報性)で、直後に連絡が来たグループでは6.54点、翌朝で6.10点、2日後には4.86点まで落ちました。

もう1つは、「この人は頼りになりそうだ」という信頼で、直後と翌朝は5.5点前後で並びましたが、2日後だけが4.62点まで沈みました。

そしてこの2つは、がっつき度とは違って、相手の交際意欲をはっきり押し上げる力を持っていたのです。

このことから、初デート後のメッセージを2日も遅らせる「焦らし作戦」は、好意と信頼を犠牲にして「がっつかない」という印象を稼いでいるに過ぎないことが見えてきました。

以上の結果から、初デート後のメッセージは翌朝がベストであることがわかります。

しかし、直後はなぜ翌朝に負けたのでしょうか。

特に不思議なのは別れた直後に届いたメッセージは、「自分は好かれている」という手応えを3条件でもっとも強く残しているにもかかわらず、交際意欲では翌朝に負けている点です。

じつはこの翌朝の上乗せ分は、今回尋ねた印象のどれを使っても説明がつきませんでした。

ただ研究者たちは、メッセージが届くまでの短い間、受け取る側が「あの人は自分をどう思っているんだろう」と宙ぶらりんな気持ちで過ごし、それがドキドキを生んだのかもしれないと考察しています。

もっとも、今回の研究は文章で場面を想像してもらう形式であり、現実の初デートとは異なります。

メッセージの内容や、デートがどれほど盛り上がったかによっても、結果は変わる可能性があります。

それでも、543人分の採点が指した方向は一貫しており、連絡のタイミングが単なる時計の問題ではないことを示しました。

受け手はそこから、相手の好意や頼りがいまで読み取っていたのです。

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