キラキラ光るものには目がない。子どもの頃、光るものを手にしては、四六時中眺めていた経験はないでしょうか?
今回は、大人も子どもも、また可愛いものが好きな女の子や、実験好きな男の子も楽しく作れる実験キット、『色が変わる!魔法の宝石を作ろう オーロラジュエリー(学研)』を紹介します。
オーロラジュエリーは、温度によって色が変わる不思議な宝石です。中に入っている水分の量や、日や場所によっても色が変化するので、様々な移り変わりが楽しめます。インスタ映えもばっちり。
ガイドブックつきで、誰でも簡単に作成可能。自分だけのキラキラジュエリーが作れるんです。
対象年齢は10歳以上で、販売価格は1,740円(税抜)。「魔法の粉」を水に溶かし、型に移せば簡単にできるそうです。魔法の粉の正体が気になるところですが、百聞は一見にしかず。
では、実際に作ってみます!
オーロラジュエリーを作ってみた
まず、箱の中身を見てみます。
中には「ガイドブック」と「魔法の粉」、「ジュエリーの型」と「さじ」が入っています。
作成は2日に渡って行い、1日目に魔法の粉から宝石のもとを作って一晩寝かせます。2日目に宝石のもとからオーロラジュエリーを作ります。
さっそく説明書を片手に、宝石づくりに取り組みます。
1日目:”宝石のもと”を作る
用意するもの:魔法の粉(1袋)、ジュエリーの型、さじ、水、セロハンテープ、はさみ
まずは、魔法の粉の袋が破れないように、袋の周りを囲むようにセロハンテープを貼ります。
魔法の粉の袋に、その正体が書いてありました。粉はヒドロキシプロピルセルロースというものだそうです。
ヒドロキシプロピルセルロースを調べてみると、人体には無害で、食品や医薬品の添加物として使われているようです。結晶性が高く、医薬品の結合剤や増粘剤としてよく用いられるのだとか。万が一、口に入れても害のないようにという製作者の配慮を感じます。
次に、付属品のさじを1杯分だけ袋の中に入れます。水の量もジュエリーの出来上がりに関わってくるので、きっちり1杯入れます。
水を入れたら、袋に空気が入らないようにして、袋を閉めます。
そして魔法の粉と水が全体的に馴染むように、10分程度もみます。このときに粉の大きなダマが残らないように、指やさじの「え」の部分で押してほぐします。
少しツブツブが残ってても大丈夫とのことなので、このまま一晩寝かせます。おやすみなさい。
2日目:オーロラジュエリーを作る
おはようございます。一晩寝かせました。魔法の粉はどのように変化しているのでしょうか。
袋のなかに溶け残りがないように、もう一度混ぜます。
それが終わったら、袋に宝石のもとを絞り出すための穴を開けていきます。
いよいよラストスパートです。ジュエリーの型を選び、宝石のもとを型に流し込みます。型は、個人的に一番かっこいいと思った水晶型を選びました。
上と下の型を合わると…
完成です!
宝石のもとが想像してたよりも粘り気があり、型に流し込むのが大変でしたが、なんとか無事完成しました。