現在研究者たちはマウスの脚を切り落として哺乳類での検証を行っている
今回の研究によって、再生しないハズの大人のカエルの脚を再生させる方法が発見されました。
研究者たちは来る日も来る日もカエルの脚を切り落とし、さまざまな化学物質に漬けるという地味な作業を延々と続け、ついに再生の秘密に迫ったのです。
興味深い点としては、5種類の化学物質がカエルに再生力を与えるには切断後最初の24時間で十分だと言う事実にあります。
研究者たちは、手足を再生できない大人のカエルにも劇的な再生を可能にする能力が保存されているからだと結論しました。
もし同様の能力が人間の体にも隠れている場合、適切な化学物質の使用により失った手足を再生できるかもしれません。
現在、研究者たちはさっそくマウスなど哺乳類を対象とした再生実験に、カエルの脚を再生した化学物質のカクテルを試している、とのこと。
もしかしたら近いうちに、マウスの後ろ足を完全に再生する方法が発見されたとニュースになるかもしれません。