変化は感覚、視覚、言語にも及び宇宙適合した新人類を創り出す

この研究からは、宇宙という新たな生活空間に対して脳が、大規模な神経接続の再編成を行い、自らを無重力環境に適合させている可能性が示されました。
これまでの研究によって宇宙環境での生活が、運動野のような特定の領域内での神経接続を変化させることは知られていましたが、運動野間のような大規模な接続性の変化が起きていることが示されたのは、この研究が最初です。
さらに研究者たちは、確認された領域の接続性の変化は、運動機能だけでなく「感覚」「言語」「視覚」など無数の機能に影響を与える可能性があると考えています。
脳の左右・前後・上下の接続性の変化は神経ネットワーク全体に多大な影響を与える可能性があり、運動機能を越えて精神や認知機能に長期的な変化を促す可能性があるからです。
実際、地球への帰還後7カ月が経過した宇宙飛行士の脳を再度スキャンしたところ、宇宙生活で獲得された接続性の変化が地球に戻った後も維持されていることが示されています。
この結果は、一度宇宙に適合した脳は、地球に戻った後も長期にわたって変化したままであることを示します。
もし人類が大規模な宇宙進出を果たした場合、この持続的な接続性の変化は、多くの人々の脳に発生し、いつかは宇宙に適合した「新しい型」の神経接続を持つ人々が多数派を占めるようになるかもしれません。
研究者たちは今後、脳の接続性の変化が宇宙飛行士の精神に与える影響を調べていくとのこと。
宇宙環境が人の精神にどのような変化を与え、人の感覚や認知機能をどのように変革するかが明らかになれば、現代の宇宙飛行士たちや未来の子孫の健康管理にとって、有用な基礎データとなるでしょう。





























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環境の変化に応じて脳を変化させる機能はどこが担っているのでしょうか?
それ自体が脳の機能なんでしょうか?
すごく不思議です。
進化の最前線を見ていることになるのかしら?
ピキーンってできるところまではいかないのですかね。
宇宙飛行士にも、毎日2時間以上の運動トレーニングをして無重量への再適応を図る(そしてそれ以外は特に仕事がない)パイロットと、ミッションや実験にひたすら勤しむ技術者や科学者の職種があると聞いています。
とすると、脳の適応の程度は職種によって異なりそうに思えます。
無重量に入ると(地上では静水圧差で下半身に溜まってた体液が頭に昇って)脳浮腫に近い状態になり、地上に帰還すれば脳が虚血状態になります。観測された持続的変化の一部は、これらの脳ストレスの後遺症を見ているだけはないことを示す対照実験が必要となりそうです。
また、地上で普通の人が、疾病によってしばらくの間ベッド生活となった場合も、静水圧や運動の面では無重量状態に近い体へのストレスでしょう。やはり対照実験をして、宇宙環境の固有性を示したいです
スペーシアンとアーシアンの対立が!