ルービックキューブの達人は「観察」と「実行」で脳波が似ている
ルービックキューブを数秒から十数秒で解くという行為は、一見すると単なる手先の器用さのようにも見えます。
しかし実際には、色の配置を瞬時に把握する視空間認知、手順を保つ記憶、先を読む計画力、そして指を正確に動かす運動能力など、複数の力が同時に求められる高度な課題です。
研究チームはこの複雑なスキルの正体を明らかにするため、経験豊富なスピードキューバー13人を対象に実験を行いました。
参加者は平均23歳で、平均約17秒でキューブを解く実力を持っていました。
実験ではまず、キューブに必要な能力を個別に測る課題が用意されました。
たとえば、リングを最小手数で並べ替える課題では計画力を、線の角度や位置を判断する課題では視空間認知を測定します。
また、絵柄を記憶して一致するペアを見つける課題では空間記憶が、決められた手順でキューブを繰り返し回す課題では指先の細かな運動能力が評価されました。
研究者たちは、こうした要素を一つずつ切り分けて測ることで、ルービックキューブを速く解く力の中身を詳しく見ようとしたのです。
その後、参加者は本番としてルービックキューブを解きました。
まず15秒間キューブを観察し、その間に解法を考えます。
そして合図とともに、できるだけ速くキューブを完成させます。
このとき研究者は、観察している「計画段階」と、実際に手を動かしている「実行段階」の脳活動を脳波(EEG)で記録しました。
結果は興味深いものでした。
計画段階と実行段階で、脳波のパターンに大きな違いが見られなかったのです。
普通なら、考えるときと体を動かすときでは脳の使い方が変わりそうです。
しかし熟練者では、その二つがかなり近い形で現れていました。
では、この一致は具体的に何を意味するのでしょうか。より詳しい結果を見ていきましょう。



























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