自動で屋内栽培を楽しめる「スプラウトハブ」
植物を眺めたり、手間をかけて育てたりすることが好きであれば、室内栽培を楽しめるでしょう。
しかし手入れをほとんど必要としない観葉植物でさえ枯らしてしまう人もいます。
興味はあっても仕事や育児、他の趣味で、植物まで手が回らないという人もいるでしょう。
そんな人たちが、手軽に室内栽培を続け、好きな時に好きなだけ新鮮な食材を入手する方法があります。
それが自動栽培プランターの「スプラウトハブ」です。
栄養が含まれたスポンジポッドと好きな種をセットし、ライトの高さを調整。タンクの中に水を補充するだけで、後は自動で栽培してくれます。
種から収穫まで成長プロセスのすべてが自動であり、使用者はスプラウトハブのお知らせに応じて、定期的に水を補充するだけなのです。
プランターには6~11個のポッド(ポッド1個の価格は約150円)を収容でき、同時に複数の植物を栽培できます。
バジルやミント、イチゴ、ケール、ミニトマトなど様々な食材をほとんど手間をかけずに入手できるでしょう。
このような自動化を可能にしている機能の1つは、太陽光を模倣したLEDライトであり、様々な植物の条件に合わせて、光の明るさのレベルやスペクトルを調整できます。
また植物に必要な水がタンクから自動で供給されるため、「忙しくて水やりを忘れる」ことはありません。
さらに水を循環させて無駄を最小限に抑える節水システム(1週間で5リットルほど)も組み込まれており、水の使い過ぎを防いでくれます。
ちなみにモバイルアプリを使用するなら、植物の状態に関するリアルタイム情報を取得可能です。
自分で照明や水やりのスケジュールを調整したり、植物の種類ごとの栽培ヒントを入手したりできます。
現在スプラウトハブは、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中であり、デバイス1つを約1万1000円で入手できます。
栽培に手間をかけたり食材を毎回購入したりせずに、料理の幅を広げたい人にはピッタリでしょう。
そして、何度も植物を枯らしてしまう忙しい人にも、もしかしたらおすすめきるかもしれません。