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18時以降食べないダイエットを研究者が実験!12週間で3%体重が減少

2018.06.24 Sunday

Point
・一日の内食べられる時間を8時間に制限するダイエット法の効果を実験
・朝10時から夕方の6時まで好きなものを好きなだけ食べ、それ以外はカロリーの含まれない飲み物以外口にしないという16:8ダイエットにより12週間後に3%の体重減少が確認される
・カロリーや品目の制限をしなくていいので続けやすいという利点がある

5:2より16:8が良いようです。

新しい研究によると、朝の10時から夕方の6時まで好きなものを好きなだけ食べ、残りの16時間を断食することで、3ヶ月後に約3%体重が減ることがわかりました。

Effects of 8-hour time restricted feeding on body weight and metabolic disease risk factors in obese adults
http://dx.doi.org/10.3233/NHA-170036

似たような方法の5:2ダイエットはというと、1週間の内5日間普通の食事をし、残りの2日間は断食やカロリーを抑えるものですが、こちらは危険性も指摘されています。どうやら16:8のほうが優秀かも…?

実は危険。5日食べて2日抜く「5:2ダイエット」は糖尿リスクを高める可能性

16:8ダイエットでは、食べた分のカロリーを計算しなくても、食事時間を減らすことで一日の摂取カロリーが300近く減り、その結果体重の減少が起こります。

論文の著者であるイリノイ大学の教授クリスタ・バラディ氏いわく、「この研究で覚えておいてほしいことは、摂取カロリーや有る種の食べ物を制限しないダイエットの選択肢も有るということです。16:8ダイエットは他のものに比べ、継続が比較的簡単なのです」

研究内容

実験対象は、平均年齢45歳で肥満である参加者45人。朝10時から夕方6時までの間、参加者たちは何でも好きなだけ食べることができますが、その時間帯以外は水、ゼロカロリーの炭酸水、ブラックコーヒーやお茶しか飲むことができません。12週間にわたって、参加者は日記に日々の食事時間を記録しました。参加者の体重と血圧の結果は、他の種類の断食ダイエットと比較した結果、継続しやすく優れたものだとのこと。

次ページ16:8ダイエットは、体重減少に使える別の手段

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