雌雄モザイクのスグロミツドリは「孤独な存在」だった
雌雄モザイクの他の鳥類と同じく、今回発見された雌雄モザイクのスグロミツドリの個体も非常に珍しい存在です。
そして、それゆえ孤独を味わっている様子も観察されたようです。
コロンビアの農場の所有者は、毎日鳥たちのエサとして果物を置いていましたが、雌雄モザイクのスグロミツドリは、他の鳥たちと一緒に食べるのではなく、彼らがいなくなるまで待つことが多かったというのです。
また縄張り意識が強く、自分がエサを食べている時には、同種の他の個体を近づけないようにしていたそうです。
雌雄モザイクのスグロミツドリは、「エサ台ではいつも独りだった」のです。
彼もしくは彼女が、どのような経緯で孤独を選ぶようになったのかは分かりませんが、もしかしたら体の特徴が原因なのかもしれません。
ちなみに、あしゅら男爵はDr.ヘルの部下であり、彼に対して「命を惜しまないほどの強い忠誠心」を示していました。
そんなあしゅら男爵が死亡した際には、冷酷なDr.ヘルですら涙を流したという。
現実に存在する雌雄モザイクのスグロミツドリにも、そんな大切な仲間がいれば良いのですが。