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二本足で立つ赤ちゃんアライグマが発見される / Credit:Belchertown Animal Control(Facebook)
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玄関に小さな門番が!「二本足で立つ」ずぶ濡れの赤ちゃんアライグマが発見される

2025.06.26 11:30:35 Thursday

アライグマといえば、手を器用に使って食べ物を洗って食べる姿が有名です。

可愛らしいこの動物は、アニメや絵本の中でも人気者となっています。

そんなアライグマの「ちょっと変わった姿」が、アメリカ・マサチューセッツ州で撮影され、世界中の人々の心を掴みました。

地元の動物管理局「Belchertown Animal Control」は、2025年6月、二本足で立っていた赤ちゃんアライグマを保護した報告しています。

この小さな動物の姿には、ただの可愛さ以上の感動が詰まっていました。

Baby raccoon rescued after getting soaked in Massachusetts storm https://nypost.com/2025/06/12/lifestyle/baby-raccoon-rescued-after-massachusetts-storm/?utm_source=chatgpt.com Belchertown Animal Control https://www.facebook.com/BelchertownAnimalControl/posts/pfbid0S7ErfMdnBtydtgWSsaGHD7gw67zZgatLGFe1ve4wQYxEYGvmNfKyvyzvywSYSYGul

住宅の玄関で「二本足で立つ赤ちゃんアライグマ」が発見される

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皆に人気のアライグマ / Credit:Canva

アライグマ(学名:Procyon lotor)は、北米原産の哺乳類で、体長40~60cm、尾の長さが20~40cmにも達する中型動物です。

目の周りに黒い「マスク」のような模様があり、ふさふさした縞模様の尾が特徴的です。

また愛らしい見た目、手を使って物を扱う器用さ、優れた学習能力をもつ動物として知られています。

彼らは夜行性で、雑食性。

森や川辺だけでなく、都市部でもゴミ箱を漁ったりして生き延びる「サバイバル上手」な動物としても有名です。

そんなアライグマが、「二本足で玄関先に立っていた」と報告されたのが、2025年6月初旬のこと。

場所はアメリカ・マサチューセッツ州のBelchertownという町です。

その日、町は大雨に見舞われ、気温も急激に低下していました。

嵐の夜が明けた翌朝、ある住民が玄関を開けたところ、そこに「濡れねずみ」のような小さなアライグマが、まるで門番のように直立していたのです。

発見されたアライグマは明らかに幼体で、体毛は雨に濡れて冷たくなり、震えていました。

まだ自力で食事をするには難しい様子で、人を怖がるというより、どこか助けを求めるような目をしていたと言います。

驚いた住民はすぐに動物管理局「Belchertown Animal Control」に連絡。

駆けつけた職員によって、毛布で包まれ温められたのち、専用ケージに収容され、動物保護施設へと搬送されました。

次ページその後どうなった?保護された赤ちゃんアライグマは世界中から注目される

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