「もう見つからないかもしれない」調査で起きた奇跡
「マヌメア(学名:Didunculus strigirostris、和名:オオハシバト)」は、サモアにのみ生息する地上性のハトの仲間です。
見た目や進化的な位置づけから「ドードーに最も近い現生種」と呼ばれており、学名は「小さなドードー」を意味します。
今年10月から11月にかけて、サモア自然保護協会が人里離れた熱帯雨林で行った調査で、マヌメアは合計5回も目撃されました。
これまでの調査では、確認できても1回あるかないかという状況だったため、これは極めて異例の成果です。
野生のマヌメアが最後に撮影されたのは2013年で、それ以降は「すでに絶滅しているのではないか」という不安すら広がっていました。
実際、調査チームの間でも「生きた個体が見つからなければ、それが絶滅を意味するのではないか」という緊張感があったといいます。
それだけに、双眼鏡の先にマヌメアの姿を捉えた瞬間は、研究者にとって忘れがたい出来事でした。
ただし、発見は容易ではありませんでした。
マヌメアは非常に警戒心が強く、突然現れてはすぐに姿を消します。
双眼鏡では確認できても、カメラを構えた瞬間にはいなくなってしまうことがほとんどだったそうです。
























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