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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
history archeology

2000年前の「戦場用ラッパ」を発見、ケルトの女王・ブーディカに関係か

2026.01.09 22:00:55 Friday

戦場に響き渡る、不気味で荒々しい音。

その正体が、約2000年の時を超えて現代に姿を現しました。

イングランド東部ノーフォークで、戦場で使われたラッパが発見されたのです。

この楽器は、ローマ帝国に立ち向かった伝説の女王・ブーディカと関係している可能性があり、考古学界でも大きな注目を集めています。

Rare 2,000-year-old war trumpet, possibly linked to Celtic queen Boudica, discovered in England https://www.livescience.com/archaeology/rare-2-000-year-old-war-trumpet-possibly-linked-to-celtic-queen-boudica-discovered-in-england Internationally Significant Iron Age Hoard Discovered in Norfolk https://www.pre-construct.com/news/internationally-significant-iron-age-hoard-discovered-in-norfolk/

戦場の楽器「カルニクス」とは

【実際に発見されたラッパの画像がこちら

今回発見されたのは、青銅製の戦場用ラッパ「カルニクス」と呼ばれる楽器です。

かつてのヨーロッパで、主にケルト系の戦士たちが用いていました。

カルニクスの最大の特徴は、その異様な形状です。

細長い管の先端には、イノシシなど口を大きく開けた動物の頭部が取り付けられており、戦士の頭上高く掲げて演奏されていました。

単なる合図用ではなく、敵を威圧し、恐怖を煽る心理戦の道具だったと考えられています。

今回の発見は、ノーフォーク西部で住宅開発に先立つ調査中に行われました。

カルニクスのほかにも、イノシシの頭をかたどった軍旗、盾の中央を飾る盾5点など、明らかに軍事目的と考えられる遺物がまとまって見つかりました。

このような一式がほぼ完全な形で見つかる例は極めて珍しく、イギリス国内ではカルニクス自体がわずか3例目、しかも世界で最も保存状態の良い個体とされています。

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