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Credit: canva
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野生のマウンテンゴリラに「極めて稀な双子」が誕生 (2/2)

2026.01.12 12:00:12 Monday

前ページ発見された「奇跡の双子」

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双子の母「マフコ」の過酷な人生

母親のマフコは2003年生まれで、これまでに7頭を出産しています。

実は彼女自身も、過酷な運命を生き抜いてきたゴリラです。

4歳のとき、武装した人間によって母親を失い、その後も家族の分裂などを経験しながら成長してきました。

実はマフコは2016年にも双子を出産していますが、そのときの子どもたちは誕生からわずか1週間で命を落としています。

この経験があるからこそ、今回の双子に対しては、公園側も特別な警戒態勢を敷いています。

レンジャーによる追加の監視と保護措置が取られ、必要に応じて支援が行われる体制が整えられています。

マウンテンゴリラは野生に1,100頭未満しか残っておらず、国際的なレッドリストでは「絶滅危惧種」に分類されています。

ビルンガ国立公園での保全活動は、こうした危機的状況の中で続けられてきました。

同公園は、欧州連合やUNESCOの支援を受け、密猟対策や地域連携を進めています。

その成果として、マウンテンゴリラの個体数は過去10年で緩やかな回復傾向を見せています。

今回誕生した双子は、単なる珍しいニュースではありません。

危険と隣り合わせの環境の中で、命がつながれたという事実そのものが、保全活動の積み重ねが確かに実を結びつつあることを示しています。

極めて稀な双子の誕生は、マウンテンゴリラの未来に灯った、小さくも確かな希望のサインと言えるでしょう。

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