画像
Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
animals plants

激レア深海魚「キング・オブ・ザ・サーモン」の幼魚を発見 (2/2)

2026.01.13 12:00:09 Tuesday

前ページ深海の王が、なぜ水面近くに?

<

1

2

>

「キング・オブ・ザ・サーモン」の正体とは?

キング・オブ・ザ・サーモンは、体がリボンのように細長い深海魚で、通常は沖合の水深数百メートルから最大約900メートル付近に生息しています。

人間が活動する海域とはほとんど重ならないため、生きた姿が観察されること自体が非常に珍しい魚です。

画像
キング・オブ・ザ・サーモン/ Credit: en.wikipedia

ここで注意したいのが名前です。

名前は似ていますが、キングサーモン(マスノスケ)とは全く違います

キング・オブ・ザ・サーモンはサケ科ではなく、フリソデウオ科(リボンフィッシュ)の仲間で、生物学的には全く別の系統に属します。

では、なぜ「サーモンの王」という名前が付いたのでしょうか。

その由来は、太平洋岸北西部に暮らす先住民であるMakahの伝承にあります。

彼らは、このめったに姿を見せない魚が、サケたちを産卵場へ導く存在だと信じていました。

災いを予兆するとされる深海魚の伝説が多い中で、この魚の名前は珍しく、希望に満ちた意味を持っています。

深海という“別世界”の住人が、ふとした偶然で人の目の前に現れる。

今回の発見は、私たちが知っている海がいまだ未知に満ちていることを改めて示しました。

キング・オブ・ザ・サーモンの幼魚が、なぜ浅瀬に現れたのか、その理由はまだ分かっていません。

しかし、この一瞬の出会いが、深海生物の生態を理解する新たな手がかりになるかもしれません。

<

1

2

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

0 / 1000

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

スマホ用品

動物のニュースanimals plants news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!