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Credit: canva
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ローマ字や漢字が読めた天才チンパンジー「アイ」、49歳で亡くなる

2026.01.15 12:00:28 Thursday

日本の天才チンパンジーとして知られた「アイ」が亡くなったと報じられました。

アイは、英語のアルファベットだけでなく、100字を超える漢字を見分け、数字や色まで理解したことで「天才」と呼ばれたチンパンジーです。

京都大学ヒト行動進化研究センターによると、アイは2026年1月9日、老衰と臓器不全により49歳で死亡し、最期は職員に見守られていたといいます。

研究に自ら進んで関わった個体として、霊長類の心を探る研究史に大きな足跡を残しました。

‘Genius’ Chimpanzee Who Could Read Chinese And English Dies Aged 49 https://www.sciencealert.com/genius-chimpanzee-who-could-read-chinese-and-english-dies-aged-49 Genius Chimpanzee Ai Dies at Age 49, Primate Known for Enthusiastic Role in Research on Learning, Memory https://japannews.yomiuri.co.jp/society/general-news/20260111-303426/

天才チンパンジーはどう生まれたか

天才チンパンジー・アイの画像はこちら

アイは1976年、西アフリカのギニア森林地帯で生まれ、1977年に京都大学の研究施設に来ました。

のちに「アイ・プロジェクト」と呼ばれる研究プログラムの中心となり、コンピューター画面と専用キーボードを使った課題を通して、知覚・学習・記憶といった認知能力が調べられました。

研究者が注目したのは、単なる訓練の成果にとどまらず、アイが記号を「意味のあるもの」として扱うように見えた点です。

赤・緑・青の識別といった基本的な課題から始まり、アラビア数字が数量を表すことを学び、さらにアルファベットの大文字26文字を区別できるようになったと報告されています。

また、0から9までの数字や11種類の色を識別できたともされています。

次ページアイが示した「心」のかたち

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