まるで海底都市?「与那国島海底地形」の正体

与那国島海底地形が発見されたのは1986年から1987年にかけてのことです。
地元のダイビング関係者によって確認されたこの地形は、水深およそ6メートルから24メートルの範囲に広がり、東西約250メートル、南北約150メートル、高低差は最大で25メートルにも及びます。
最大の特徴は、その「整いすぎた」外観です。
巨大な岩盤が切り出されたように平らな面を持ち、直角に近い角や、規則正しい段差が連続して現れます。
自然の岩場でありながら、まるで人の手で削り出された石段や段丘のように見えるため、「海底遺跡」「海底都市」といった呼び名が広まりました。
この外観から、琉球大学の地質学者は当時、「与那国島海底地形が過去に人の手で加工、あるいは建造された可能性がある」と主張してきました。
氷期末に海面が上昇する以前、陸上に存在した人工構造物が水没したという見方です。
ただし、この「人工説」は学界全体では少数派にとどまっています。
現在の地質学・水中考古学の分野では、与那国島海底地形は「自然に形成された地形」とする見解が主流です。
























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