1日5分の運動と30分の「座りすぎ」が分ける生死
このテーマで大きな反響を呼んだのが、医学誌『The Lancet』に掲載された国際研究です。
ノルウェーの研究チームは、複数の前向きコホート研究を統合した「個人参加者データ・メタ解析」を行い、身体活動と死亡率の関係を詳しく調べました。
注目されたのは、「ごく小さな変化」に焦点を当てた点です。
その結果、中強度から高強度の身体活動を1日わずか5分増やすだけでも、集団レベルでは死亡を減らせる可能性が示されました。
最も運動量の少ない人たちが5分だけ体を動かすようになった場合、全死亡の約6%が防げる可能性があると推定されています。
さらに、すでに非常に活動的な人を除いた全員が5分増やした場合、約10%の死亡が防げる可能性があるという結果でした。
また、運動だけでなく「座りすぎ」も重要です。
1日の座位時間を30分減らすだけで、最も活動量の少ない層では約3%、より広い層では7%以上の死亡が防げる可能性が示されました。
研究者たちは、運動の「目標値」を達成できなくても、今より少し動き、少し座る時間を減らすだけで意味があることを強調しています。




























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