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Credit: canva
health

ほんの少しの生活改善で「寿命が伸びる」と判明

2026.01.21 07:00:04 Wednesday

「健康のためには毎日30分の運動を」「理想的な睡眠時間を確保しよう」

こうした目標を前に、最初からあきらめてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

しかし最近、ほんの数分レベルの生活改善でも、寿命や健康寿命が伸びる可能性があることを示す研究結果が相次いで報告されました。

注目されたのは、運動・睡眠・座っている時間といった日常のごく当たり前の行動です。

Small daily changes linked to dramatically longer lives https://medicalxpress.com/news/2026-01-small-daily-linked-longer.html
Deaths potentially averted by small changes in physical activity and sedentary time: an individual participant data meta-analysis of prospective cohort studies https://doi.org/10.1016/S0140-6736(25)02219-6

1日5分の運動と30分の「座りすぎ」が分ける生死

このテーマで大きな反響を呼んだのが、医学誌『The Lancet』に掲載された国際研究です。

ノルウェーの研究チームは、複数の前向きコホート研究を統合した「個人参加者データ・メタ解析」を行い、身体活動と死亡率の関係を詳しく調べました。

注目されたのは、「ごく小さな変化」に焦点を当てた点です。

その結果、中強度から高強度の身体活動を1日わずか5分増やすだけでも、集団レベルでは死亡を減らせる可能性が示されました。

最も運動量の少ない人たちが5分だけ体を動かすようになった場合、全死亡の約6%が防げる可能性があると推定されています。

さらに、すでに非常に活動的な人を除いた全員が5分増やした場合、約10%の死亡が防げる可能性があるという結果でした。

また、運動だけでなく「座りすぎ」も重要です。

1日の座位時間を30分減らすだけで、最も活動量の少ない層では約3%、より広い層では7%以上の死亡が防げる可能性が示されました。

研究者たちは、運動の「目標値」を達成できなくても、今より少し動き、少し座る時間を減らすだけで意味があることを強調しています。

次ページ睡眠・運動・食事を「少しずつ」変えると寿命が延びる

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