教科書を書きかえるかもしれない“四つ目の祖先”像

今回の研究により、「最初の脊椎動物は四つのカメラ型の目を持っていたかもしれない」というシナリオが、かなり具体的な証拠とともに描けるようになりました。
研究では、四つの目がどんな役に立っていたのかについての興味深い考察もなされています。
捕食者と被食者の関係を見わたすと、前方の高解像度視覚が大事なのは「狩る側」であり、広い視野でとにかく“近づいてくる何か”を素早く見つけたいのは「逃げる側」です。
カンブリア紀の海は、捕食者と被食者が入り乱れる「暗い森」のような場所だったと研究チームはたとえています。
そのなかで、四つ目の魚たちは、左右の大きな目で前後左右を、頭頂の小さな目で真上や後ろの死角をカバーしつつ、危険だらけの海を泳いでいたのかもしれません。
ただ今回の研究成果をもって「脊椎動物の祖先は必ず4つ目だった」と言い切ることはできません。
確かに今回の分析対象になった化石は、既存の最古の脊椎動物のもので、研究者たちも4つ目について「初期の脊椎動物に広く見られた祖先的な特徴だった」と記しています。
ですが世界のどこかに、まだみつかっていない、より古い脊椎動物の化石があるかもしれません。
最終的な結論を得るには、同時期かそれよりも古い複数の化石において「4つ目」の痕跡を探す必要があるでしょう。
ですがそれらの問題が解決されれば「脊椎動物の目は4つ目からスタートした」という考えが一般的になっていくはずです。
また今回の研究結果から、私たちの脳の中にある松果体が、もともと頭のてっぺんに飛び出した本物の目玉だったかもしれない、という具体的な絵を思い浮かべられるようになりました。
もしかしたら未来の解剖学の教科書では、松果体の起源について「かつての目」として紹介されているかもしれません。


























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これには目からウロコ
スピリチュアルな世界では松果体って脳の特殊機能を発現させるときに重要なキーになる部位なのですが、もともと目だったというのであれば目としての機能を復活させるってことになるのでしょうね。