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Credit: canva
psychology

「あなたの性格の中核になっている部分はなに?」ーー4000人以上を対象に調査した結果

2026.05.01 07:00:02 Friday

一人の人間には、弱みや強み、真面目な部分や不真面目な部分など、いろいろな側面があります。

その中で、みなさんは「自分の性格の中核となっている特徴はこれだ!」と言えるものがあるでしょうか?

このほど、国際的な心理学研究チームは、4000人以上を対象にこの疑問に関する調査を実施。

人々が「これが自分の性格の本質だ」と感じている性格特性を明らかにしました。

研究の詳細は2026年に心理学雑誌『Journal of Personality and Social Psychology』に掲載されています。

Who Do People Think They Are? https://www.psychologytoday.com/us/blog/ulterior-motives/202604/who-do-people-think-they-are
“Me in a nutshell”: Exploring the content and properties of central traits. https://doi.org/10.1037/pspp0000596

人は「自分らしさの核心」をどう認識しているか

これまでの性格心理学では、ビッグファイブと呼ばれる枠組みが広く使われてきました。

これは「経験への開放性」「誠実性」「外向性」「協調性」「神経症傾向」という5つの軸で、人の性格を説明するものです。

こうしたモデルは、人と人の違いを比較するには非常に有効です。

しかし今回の研究が注目したのは、そこではありません。

「人が自分自身をどう定義しているか」という、より主観的な側面です。

研究では、参加者に「自分の性格を支配している重要な特徴」を最大3つまで挙げてもらいました。

さらに、通常の性格検査にも回答してもらい、科学的な性格分類との関係が調べられました。

その結果、興味深いことが分かりました。

確かに多くの人は、ビッグファイブに含まれる特性の中から少なくとも1つは「自分の核心」として挙げていました。

しかし同時に、多くの人が挙げた重要な特性は、既存の分類ではうまく捉えきれないものでもあったのです。

つまり、「心理学が重要だと考える性格」と、「本人が自分らしいと思う性格」は完全には一致していませんでした。

さらに、参加者が特性を文章で説明すると、その内容は心理学の定義とはかなり異なっていました。

複数の性格要素が混ざり合い、より日常的で実感に近い形で語られていたのです。

これは、人が感じている「性格」というものが、研究者の使うカテゴリーよりもずっと柔軟で複雑であることを示しています。

では、人々が具体的に「自分の性格の核心」として挙げたものを見てみましょう。

次ページ自分の「核」はポジティブで、しかも際立った部分だった

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