人は「自分らしさの核心」をどう認識しているか
これまでの性格心理学では、ビッグファイブと呼ばれる枠組みが広く使われてきました。
これは「経験への開放性」「誠実性」「外向性」「協調性」「神経症傾向」という5つの軸で、人の性格を説明するものです。
こうしたモデルは、人と人の違いを比較するには非常に有効です。
しかし今回の研究が注目したのは、そこではありません。
「人が自分自身をどう定義しているか」という、より主観的な側面です。
研究では、参加者に「自分の性格を支配している重要な特徴」を最大3つまで挙げてもらいました。
さらに、通常の性格検査にも回答してもらい、科学的な性格分類との関係が調べられました。
その結果、興味深いことが分かりました。
確かに多くの人は、ビッグファイブに含まれる特性の中から少なくとも1つは「自分の核心」として挙げていました。
しかし同時に、多くの人が挙げた重要な特性は、既存の分類ではうまく捉えきれないものでもあったのです。
つまり、「心理学が重要だと考える性格」と、「本人が自分らしいと思う性格」は完全には一致していませんでした。
さらに、参加者が特性を文章で説明すると、その内容は心理学の定義とはかなり異なっていました。
複数の性格要素が混ざり合い、より日常的で実感に近い形で語られていたのです。
これは、人が感じている「性格」というものが、研究者の使うカテゴリーよりもずっと柔軟で複雑であることを示しています。
では、人々が具体的に「自分の性格の核心」として挙げたものを見てみましょう。



























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