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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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史上最年少、19歳でアルツハイマー病と診断された男性

2026.06.09 12:00:33 Tuesday

「アルツハイマー病」と聞くと、多くの人は高齢者の病気を思い浮かべるかもしれません。

しかし、2022年に中国で報告されたある症例は、そのイメージを大きく揺さぶるものでした。

北京・首都医科大学(Capital Medical University)の研究チームは、19歳の男性を「アルツハイマー病の可能性が高い症例」として報告しました。

研究の詳細は2022年12月19日付で学術誌『Journal of Alzheimer’s Disease』に掲載されています。

The Tragic Case of The Youngest Person Ever Diagnosed With Alzheimer’s https://www.sciencealert.com/the-tragic-case-of-the-youngest-person-ever-diagnosed-with-alzheimers
A 19-Year-Old Adolescent with Probable Alzheimer’s Disease https://doi.org/10.3233/JAD-221065

17歳頃から症状が現れ始める

当時19歳の男性は、診断の約2年前である17歳ごろから記憶力の低下を経験し始め、やがて学校生活にも支障が出るほど症状が進行しました。

しかも、この患者には若年発症のアルツハイマー病でよく見られる既知の遺伝子変異が見つからなかったのです。

これは、アルツハイマー病が単に「高齢者の病気」とも「遺伝子変異だけで説明できる病気」とも言い切れないことを示す、非常に珍しい症例です。

この男性に最初の異変が現れた17歳ごろのこと。

彼は授業に集中することが難しくなり、読書にも支障が出るようになったといいます。

さらに、前日の出来事を思い出せない、持ち物を頻繁に置き忘れるといった短期記憶の障害も目立つようになっていきます。

最終的には認知機能の低下によって高校を修了できなくなりました。

ただし、日常生活そのものは完全に失われたわけではなく、報告時点では自立して生活することは可能だったとされています。

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