連日寒い日が続いていますね。皆さんはどんな暖房器具を使っていますか?
エネルギー効率と空気の汚れを考えるなら、エアコン一択でしょう。
でも、もっとオシャレに温かく過ごせてさらにリラックスできる方法があるのです。
今回紹介するのは、TOYOTOMI(トヨトミ)の対流型石油ストーブレインボーストーブ Classic (CL-25E)。
そう、懐かしの石油ストーブです。でもただの古いストーブではありません。新しくオシャレなストーブなんです。
他にも魅力的な石油ストーブは沢山あるのですが、
・手入れが簡単、少なくて済むもの。
・なるべく燃焼時間が長い、給油回数が少ないもの。
・出来ればデザインも良い。
以上の点からこのストーブを選びました。
ただデザインを考えるとデッドストック物が良く見えたのですが、値段や手入れで断念。また手入れや換え芯のことも考えて、現在新品で販売されている物に限定しました。
まず第一に選ばれそうな定番で言うとこちら。
Blue Frame 青い炎、レトロなデザインで有名なアラジンストーブです。
最近ではどの角度からもBlue Frameが見える黒いモデルも出てるみたいですね。
正直迷いましたが、レインボーストーブと比べると容量タンクが小さく(4.1リットル)、燃焼持続時間が15時間と少し短いです。
レインボーストーブは容量タンクが4.9リットルで燃焼持続時間が20時間から40時間ほど。
暖房出力は アラジン2.68kW/h > レインボーストーブ2.5kW/h とそこまで変わりません。
また点火方法がライターやマッチで着けるしかなく、少々面倒くさいです。
この時点でもアラジンストーブは今回はパスかなと思ったのですが、これを避けた一番の理由は、おしゃれなストーブ=アラジンストーブというイメージが定着していることでした。これでは面白くないのです。
お次はフジカ・ハイペットの石油ストーブ。
こちらも結構デザイン良いなと思ったのですが、レビューがキャンプで使ってる人の意見しかなく、燃焼時間も10〜12時間と短かったので却下。
しかし対流型で反射板使えるのは良いなと思いました。
アルパカストーブはキャンプ用で耐震消火機能が付いてないのでパス。
他にもコロナの対流型ストーブのSLシリーズなどもあったのですが、何というかこうパンチが無いというか。
そんな感じで中々これだ!というものを決めあぐねていた中、「レインボーストーブ」という文言を発見。ストーブでレインボーってどういうこと?とナゾロジー心がくすぐられます。
購入当時販売されていたレインボーストーブのモデルは4つありましたが、デザイン的には……
この傘が付いてるキャンプ用品っぽいRL-25Fか、今回選んだレトロなデザインのCL-25Eに絞りました。
別カラーモデルが販売されていますが、色が黒になりsnow peakの文字が入ることによって1万円ぐらい高いです……。
このモデルも凄く魅力的だったのですが、部屋の雰囲気を考えるともう少しレトロっぽいのがいいと思ったのと、オシャレな鉄瓶を天板に乗せた時にCL-25Eの方が似合うと思ったため、CL-25Eを選びました。
まずは全体像から。
色はインクブルーとなっていて深い紺色になります。結構場所によって見え方が変わる感じがします。
外に持っていった時に、初めて綺麗な紺色だということに気づきました。電球色の照明の部屋の中だと、もっと黒に近い紺色に見えます。
文字の色は公式では金色ですが、落ち着いた黄色に感じます。
唐草模様をイメージした鉄製のガード。オシャレです。
ガラス筒部分はレインボー加工と遠赤加工されています。
天板の部分はステンドグラスの抜き形状をイメージしたとのこと。
取っ手部分。
フローリングにも和室にも似合いそう。
電球色の室内ではこういう感じの色に見えます。
この部屋で実際に見える色にかなり近いです。
少し部屋を明るくするとこんな感じ。
点火は非常にシンプル。
まずはつまみを右に回します。
初めて使う場合は回したまま1時間ほど放置。
点火レバーを下げると乾電池の電力を使って着火します。
こういう部分が国産の楽なところですね。
着火。
火がついたらすぐにレインボーが確認できます。
室内で炎とストーブ周辺の部屋を見たまま撮影するのが本当に難しいです。
炎を強くした場合、これぐらいの明るさです。
こちらのガラス筒は2重加工で、レインボーメインの加工ではないためレインボー部分はそこまで派手ではないです。
優しい光で足元を照らしてくれます。
部屋の暗さは置いておいて、実際の炎の見え方に近いです。
少し加工していますが、部屋の明るさと炎の具合は近いです。
ボディの色はもう少し黒っぽく見えます。
鉄瓶なんか置いちゃうと雰囲気でます。
レトロなデザインによく合います。
一気に部屋の癒やしアイテムに。
まったりした感じに。
さてさてこれで終わりではありません。
お次はトヨトミのストーブの遊び心の部分に。
ここが面白い所で、トヨトミはオンラインショップで色んなオプションパーツを売っています。
このストーブを買う時点で決めていたディープレインボーガラス筒です。
通常のレインボーコーティングよりも、炎がより赤く、浮かび上がるように見えるとのこと。
楽しみです!
まずは取っ手を外して
熱々の天板を取る。
危ないので熱くない時にした方がいいです。
鉄のガードは外れません。
この鉄のガードも色んなオプションがあって交換できたら楽しそうですね。
ガラス筒はハマっているというより、ただ置いてある感じです。
ガタガタ動かないようにはなってます。
鉄のガードに当たると、ぎぃ〜という嫌な音になるので、そっと外します。
もし熱いガラス筒を外す場合は、水などで急に冷やさないように。
ガラス筒を並べてみました。
並べてみると左のディープレインボー加工の濃さが目立ちます。
外した時と同じようにそっとガラス筒を入れます。
外したガラス筒のように白い装飾がないため、中がより透けて見えます。
装着完了して……
点火!
この時点でレインボーが濃いのが分かりました。
そして……
きったぁぁぁ!!
求めてたレインボーはこれですよこれ!
先程のガラス筒よりも炎の色も形もクッキリしています。レインボーを求めている方にはディープレインボーガラス筒おすすめです。
良いですねぇ。
これはレインボー具合がはっきり映ってますね。
他にはない炎の色が病みつきになったファンが多いのも頷けます。
このディープレインボー加工のガラス筒は遠赤コーティングはされてないので、どれぐらい違うのだろうと体感で測定してみたのですが、そこまでハッキリとした違いは分かりませんでした。
調べてみた所、同じように疑問に思った方がいらっしゃいましたのでそちらの記事を紹介させて頂きます。
★トヨトミ レインボーストーブの遠赤外筒の効果を調べてみた!!
やはり遠赤の効果はそこまで強くないようです。
いかがでしたでしょうか?
今時、石油ストーブというと時代遅れみたいな感じはありますが、この雰囲気はエアコンじゃ出せません。
またエアコンより手間はかかりますが、鉄瓶ややかんで水を沸かすことによって空気の乾燥も防げますし、リラックス効果もあるかと。
ただ換気だけは十分気をつけてください。
それでは、良いストーブライフを。
text by nazology staff