その2:相手の話を奪わない、名前を添えて深掘りする
好きな相手が旅行や趣味、仕事の話をしてくれたとき、つい自分の体験談で返したくなることがあります。
「わかる、私もこの前……」と話をつなげるのは自然な反応です。
しかし、相手に「もっと話したい」と感じてもらいたいなら、すぐに自分の話へ移るよりも、もう一歩だけ相手の話を深掘りする方が効果的です。
たとえば、相手が旅行の話をしたら、「それで、その後どうなったのですか?」と聞いてみます。
脳には、報酬を求める中脳辺縁系ドーパミン経路があります。
私たちは「もっと知りたい」「もっと話したい」と感じるやりとりに、報酬のような感覚を覚えやすいのです。
さらに「〇〇さんは、どうしてそこに行こうと思ったのですか?」のように、相手の名前を添えて質問するのも有効です。
自分の名前は多くの人にとって特別な情報です。
名前を呼ばれると注意が向きやすくなり、自分に関係する情報として処理されやすいとされています。
つまり、相手の名前を自然に使いながら質問を重ねると、「この人は本当に自分に関心を持ってくれている」と感じてもらいやすくなるのです。
ここで大切なのは、質問攻めにしないことです。
目的は相手を尋問することではなく、相手の話に本当に興味を持つことです。
相手に「自分は大切に扱われている」と感じてもらうには、質問攻めではなく、聞き上手である必要があります。




























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