罪悪感で手伝っても、書く活動は増えなかった

自律的な動機が強い親ほど、家で子どもと書く活動を頻繁にしていました。
楽しさと、書くことの価値への信頼が、参加を後押ししているようでした。
統制的な動機が主な親は、ほかの親より書く活動が多いわけではありませんでした。
罪悪感や外からの圧力は、子どもと書く時間には結び付かなかったのです。
むしろ統制的な動機が強いほど、子どもの作文への態度はわずかに悪い方向と関連していました。
ただし、この関係はモデルの主眼ではありません。
家で書く活動が多いほど、子どもは書くことを好んでいました。
そして、書くことが好きな子どもほど、物語の構造や文法、語彙の評価が高くなっていました。
研究チームは統計モデルでこの経路をたどり、親の内側の動機から、家での活動、子どもの態度を経て、作文の質へつながる間接的な関連を示しました。
統制的な動機には、子どもの作文の結果との有意な関連はありませんでした。
親の動機と家での関わりの測り方は、親自身の質問票。
研究チームは、家庭と学校が協力して親の自律的な動機を育て、親が子どもと楽しく書く活動に幅広く取り組めるよう支えることを勧めています。
作文の手伝いは、義務としてこなす親より、楽しんでいる親のほうが、子どもの「好き」につながっていました。
宿題につき合う親の顔が「ひどい」から「最高」のどこにあるかは、子どももちゃんと見ているようですね。























