恋人とスキンシップの好みが違うと感じる人ほど、関係の満足度が低い傾向
恋人とスキンシップの好みが違うと感じる人ほど、関係の満足度が低い傾向 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部
psychology

恋人とスキンシップの好みが違うと感じる人ほど、関係の満足度が低い傾向 (2/2)

2026.09.17 14:10:45 Thursday

前ページ「ずれている」と思うだけで、満足度は下がっていた

<

1

2

>

人前より、二人だけの場のほうが効いていた

人前より、二人だけの場のほうが効いていた
人前より、二人だけの場のほうが効いていた / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

場面による違いが、はっきり出ました。

関係の良さとより強く結びついていたのは、人前ではなく、二人だけの場での心地よさのほうでした。

研究チームはこう考えています。

人前で手をつながなくても、二人きりのときに埋め合わせができていれば、関係はそれなりにうまくいく。

人前での気まずさは、その人の礼儀の感覚や、その土地の習慣のせいだと受け取れるからです。

部活の試合と練習を思い出してください。

人が見ている試合でうまく噛み合っているかより、誰も見ていない練習でどう動けているか。

チームの地力が出るのは、そちらのほうです。

一方で、平均の心地よさを考えに入れたうえで差だけを見ると、その負の関連は人前でとくに目立ちました。

同性のカップルと異性のカップルも比べています。

全体の傾向は、どちらもおおむね同じでした。

ただし同性の関係にある人は、人前での心地よさが平均して低く、相手との差も大きいと感じていました。

研究チームは、今も残る偏見と、安全への心配が背景にあると見ています。

もうひとつ、二人だけの場の心地よさが低いときでも、同性の関係にある人は関係の良さをやや保てていました。

人前での触れ合いを控えることが多いぶん、体に頼らない伝え方を育てているのかもしれない。

研究チームはそう考えていますが、確かめられた話ではありません。

研究チームは続けて、86組のカップルについて、二人の回答を突き合わせました。

推測ではなく、実際の一致とずれを見るため。

この分析でも、二人だけの場で実際の平均の心地よさが高いほど、関係の良さも高いという結果でした。

二人きりのときに合っているかどうかは、やはり強い目印でした。

推測で見た1832人と、突き合わせた86組
推測で見た1832人と、突き合わせた86組 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

とはいえ、実際のずれのほうを見た分析や、平均の心地よさを差し引いた分析では、結果は一貫しませんでした。

今回の調査は一時点の自己申告です。

触れ合いが満足度を生むのか、満足しているから触れ合うのかは、分けられません。

ずれを減らせば関係が良くなるのかも、確かめられていません。

相手の気持ちを自分がどう見積もっているか。そこが効いているという見方は、確かめ方のある問いを残します。

手をつなぐかどうかで悩む前に、相手が実際どう思っているかを一度聞いてみる。ずれの多くは、そこで消えるのかもしれません。

<

1

2

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

0 / 1000

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

心理学のニュースpsychology news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!