では、恐竜はみんな温かい体だったの?

今回の結果は、少なくとも一部の恐竜、とくにTレックスをふくむ大型の獣脚類(肉食恐竜のグループ)が、自分で熱を作って体温を整えていたという証拠の1つに加わります。
イーグル氏は、この結果から、体のとても温かい今の鳥へとつながる恐竜が、体の冷たい恐竜とどれほどかけ離れていたかも分かる、と話しています。
ただし、これで「恐竜はみんな温かい体だった」と言えるわけではありません。
今回調べたのは、Tレックスの歯3本と、同じ場所のワニの仲間の歯です。
Tレックスの3本は2つの標本から取ったもので、1本ずつの温度には数℃のずれもあります。
すめる場所の広がりも、あくまで「行けた可能性がある」という計算の結果です。
それでも、動き方や育つ速さ、すんでいた場所などから温かい体がうかがえながらも、自信をもって言える体温の見積もりが足りなかったTレックスに、歯の分析から「約36.3℃」という見積もりが加わりました。




























