人の目が気になる人、「いいね」より「イマイチ」に流されていた
人の目が気になる人、「いいね」より「イマイチ」に流されていた / Photo by https://kaboompics.com/ on Pexels
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人の目が気になる人、「いいね」より「イマイチ」に流されていた (2/3)

2026.09.25 11:00:00 Friday

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仕組まれた「ほかの学生の評価」で、気持ちの揺れを測った

仕組まれた「ほかの学生の評価」で、気持ちの揺れを測った
仕組まれた「ほかの学生の評価」で、気持ちの揺れを測った / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

実験の参加者は、電極のついた帽子をかぶって、パソコンの画面の前に座りました。

電極は、頭の表面から脳の電気信号を拾うセンサーです。

画面には、人づきあいの場面をえがいた画像が、全部で300枚映し出されます。

半分は中立の場面で、残りの半分は人づきあいの中で脅かされるような、否定的な場面でした。

参加者は1枚ごとに、自分がその場面の人物になったと想像します。

そして、その場にいたらどれくらい心地よいか、あるいは嫌な気分かを、9段階で答えました。

答えを決めるとすぐに、画面に「以前に同じ画像を見た大学生200人の平均点」が表示されます。

ところが実は、この点数は研究チームがあらかじめ決めておいた作りものでした。

全体の3分の1では参加者と同じ点数が、別の3分の1では少し前向きな点数が、残りの3分の1では少し否定的な点数が示されたのです。

つまり参加者は、「周りも同じ」「周りはもう少し平気」「周りはもう少し嫌がっている」という3通りの反応を、知らないうちに見せられていたわけです。

そのあと参加者は、30分の休憩をとりました。

休憩が終わると、同じ画像をすべてもう一度評価しますが、今度はほかの学生の点数は出てきません。

1回目と2回目の点数を比べれば、周りの評価を見たことで、その人の見込む気持ちがどれだけ動いたかが分かります。

こうして浮かび上がったのが、先ほどの「否定的な声には合わせ、前向きな声には同じようには合わせない」という偏りです。

研究を紹介した心理学ニュースサイト「PsyPost」の記事は、傾向の強い人たちが、自分の恐れを裏づける情報を選んで取り込み、恐れに反する情報をほとんど受け流していたと説明しています。

とはいえ、点数の変化だけでは、頭の中でどんな処理が起きていたのかまでは分かりません。

そこでカギになるのが、同じ実験で記録していた脳の電気信号です。

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