最初の探検
Tinorauは英国の調査官であるFred Maceに同行し、この洞窟を探検するようになりました。
TinorauとMaceは、たった1個の懐中電灯を持って、亜麻の花の茎で作られたいかだ船で洞窟へ入りました。
彼らが洞窟を探検している間に、水に映る光があることに気が付きます。2人の探検隊が、ふと上を見上げると、天上に青く輝く光をみつけます。後に、それがツチボタルが発している光であることを確認します。
TinorauとMaceは、低い洞窟を歩いて探検することができ、美しい自然の石灰岩形成で作られた鍾乳石と石筍(鍾乳洞の床にできた石灰質の石)を発見します。
二人は何度もここを訪れ、さらに探検するようになりました。
洞窟が発見されたすぐ後に、政府の調査官によって地図が作成されました。そして、Tinorauはこの場所を一般開放しました。
Tinorauと彼の妻のHutiは、この洞窟を訪れる観光客のガイドをするようになります。
1904年に、ワイトモ・グローワーム洞窟と周りの土地はニュージーランド政府が買収します。
1990年になり、この洞窟の開発と経営に携わっていたマオリ族の子孫に土地の権利が返還され、この洞窟の収益が分配されるようになりました。































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