ワイトモ・グローワーム洞窟は、ニュージーランドのワイトモにある壮大な洞窟です。
ここは、ツチボタルが多く住むことで有名。ツチボタルはニュージーランドにしか生息しない種で、他の国では見ることができません。洞窟の天上に住むツチボタルが発する光は、それが星空に輝く無数の星のように見えます。毎年、多くの観光客が、この美しい光景を一目見ようと訪れています。
ワイトモでの発見
ワイトモ・グローワーム洞窟はワイトモ洞窟の一部で、この他にルワクリ洞窟とアラヌイ洞窟があります。
ワイトモは、マオリ語の「水」という意味の”ワイ”、そして「土の穴」という意味の”トモ”から名付けられました。
ワイトモ洞窟は、1887年から88年に初めて広範囲に渡って探検されました。
Tane Tinorauというこの地域の部族の族長が、近隣の部族の攻撃を主導していましたが、戦に勝ち近隣の部族を支配する立場になり、食物を探していた時にこの洞窟を偶然見つけました。
マオリの部族はここに大きく繋がった洞窟があることを知りながらも、誰も探検することはなかったそうです。