においでわかる様々な病気
ヒトが発するにおいから病気を発見する事例はこれまでにもさまざまに報告されてきました。たとえば糖尿病の患者の尿からは甘い「におい」がするそうです。
口のにおいから発見できる病気もあります。たくあんの「におい」を感じたら乳がんの危険性があるなど「におい」で発見できる「がん」がいくつかあります。また、下水のような「におい」がしたらアレルギー性鼻炎の疑いがあるようです。(出典:東洋経済ONLINE)
一方で「におい」を感じなくなるという病気もあります。ケガなどで脳の「におい」を感じる部位が障害されたり、風邪ウイルスによって「におい」を受け取る嗅細胞が障害されたりする場合です。ビタミン不足で嗅細胞が機能しなくなることもあります。( 出典:NIKKEI STYLE)
また「におい」で死期がわかることもあるそうです。死に何度も立ち会った看護師が、亡くなる前の患者から特別な「におい」がすることに気づいた、という話があります。(出典:東北大学機関リポジトリ)