大陸移動によって各地へ
研究者らは分析に基づき、大陸の移動によりそれぞれの陸地が近づいたことにより、まずはヨーロッパ、そして中国、インドと続くようにマリファナが生息地を広げていったことを明らかにした。
研究では、インドとアジアの初期における植物相の交換は、プレート・テクトニクスによってもたらされたことが語られている。
また、これまでマリファナの起源を追うことが非常に難しいとされてきたのは、その「葉」が状態の良い化石を残してこなかったことに起因しており、現存するマリファナの葉の化石は、今のところ2つしか確認されていない。しかし葉とは対象的に「花粉」の化石は大量に見つかっており、研究ではそこにフォーカスが当てられたのだ。
こんなものいっそ生まれてこなければ…と思う常用者もいるかもしれないが、世界的にみればマリファナは合法化の流れが強い。ビジネス的にも市場が大きいと言われているこのホットな植物が、今後日本でもどのように扱われていくのかに注目だ。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/22984