風に合わせてダンシング
そんな彼らにとって、無駄に動いてしまうことは最大の命取り。防御能力や俊敏性はまったくないので、見つかったら即アウトです。能力を見た目に全振りしてしまったわけですね。
ただ彼らもプロなので、そんなことは百も承知。天敵に気付かれないよう、必要時以外は基本的に微動だにしません。

しかし、それでも動かないといけない瞬間は訪れます。そんな時は、ゆっくりと抜き足差し足で移動するか、あるいはダンシング戦法を駆使します。
例えば、風が吹いたりすると、周りの葉っぱに合わせて自らも体を前後にゆらゆら動かし、揺れる葉っぱに溶け込むのです。
