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このワイン、偽物かも? 「偽ワイン」10の見分け方 (2/2)

2018.04.08 Sunday

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偽ワインの見抜き方

では次に、偽ワインの見抜き方を紹介します。ワインショップでも家でも、それぞれに適した調べ方がありますので使い分けてみてください。

ワインショップで確かめる

・パックで売られているワインは低品質なものです。質の高いワインを提供するところはパックで販売しないので注意しましょう。

・使用されている砂糖が以下に記載している基準量より多いか確認しましょう。辛口ワインは4g/L、中辛口は18g/L、中甘口と甘口は45g/L。もし基準よりも多い砂糖やラベルに記載がなければ、人工甘味料が添付されているでしょう。

・ワインへのサリチル酸の使用は現在では廃止されているので、ラベルに表記されていないか気をつけましょう。ただ、二酸化硫黄は発酵の副産物なのでどのワインにも存在します。

Credit: ©Asueba

・ラベルに記載してある製造年は他の情報と分けなければなりません。また、そのフォントははっきりしていて、誤植やぼやけさせたり不完全な印刷を避けなければいけません。なので、ラベルの記載とプリントにも注意するとよいでしょう。それに加えて、ラベルと栓に書かれてある情報が一致しているかも確認しましょう。

・樽に貯蔵されているヴィンテージワインは、手を加えられません。よって、人工の辛口ワインは存在しません。安くて簡単にワインと似た味の甘い濃縮物を作ることができるので人工ワインというのがあります。

・名のあるワインブランドは、そのボトルのデザインが微妙に違ったものでないか、注意した方が良いでしょう。

家で確かめる

・家でワインに重曹を加えてみましょう。そのときにワインの色が変化すれば、ブドウのでんぷん質と反応していることになるので本物のワインです。もし色に変化がなければ、それは偽物です。

グリセリンが家にあればワインに入れてみるのもいいでしょう。通常のワインではグリセリンが底に沈むだけで色の変化もありません。しかし、手を加えられているワインは黄色や赤色に変色します。

ワインにチョークを入れると着色料が添加されているか分かります。チョークを取り出して乾燥した時に色が変わらなければ通常のワインですが、そうでなければ着色料の入ったワインです。

・最後に、ワイン1つで簡単にできる見抜き方があります。それは、ワインボトルを振ってできる気泡を確認することです。質の高いワインだと気泡が中央に集まってすぐに消えますが、質の低いワインは端に気泡が溜まってなかなか消えません。

いかがでしたか?

お家のワインで、早速確認してみてくださいね。

via:Bright Side/ translated & text by Nazology staff

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