2020年5月4日、スター・ウォーズの日に作中に出てくるドロイド(ロボット)「C-3PO」をモデルにした腕時計が発表されました。
スイスの独創的な時計ブランドURBERK(ウルベルク)は高級腕時計「URWERK100 GOLD EDITION “FIGHT-C19″(以下、UR-100)」の販売を告知。商品名に書かれている通り「新型コロナウイルスとの戦い」を支援する目的で作られたそう。
この腕時計は25本限定で、5月8日午後4時(現地時間)から5月10日午後4時までオークションにかけられます。
オークションの落札金を新型コロナウイルスと戦っている慈善団体に寄付することで、新型コロナウイルス撲滅を支援するようです。
見た目からはあまりスターウォーズらしさを感じませんが、どこらへんがC-3POなのでしょうか?
URBERKのコンセプトはSF
URBERKの創始者マーティンフライ氏の父は、NASAアポロ計画に使われた月面探査機の設計者でした。
幼少期から父の影響を受けたマーティン氏は、自身の腕時計作りのテーマとしてSFを掲げています。
今回、オークションにかけられるUR-100は、宇宙の時間、回転、軌道という3つの要素を表現しているそう。また、時計のケースには18Kのイエローゴールドが使われ、つや消し仕上げがされています。マーティン氏は、スターウォーズに出てくるC-3POからその色を着想したようです。
たしかに、実物と比べるとほぼ同じ色と言えそう。
また、他にもスターウォーズをテーマにした要素が時計に盛り込まれています。
例えば、金色をしているケース。八角形をしているのですが、革ベルトの固定部に注目すると、上部と下部で形が違います。
実は、この上下非対称な形、スター・ウォーズの登場人物ハン・ソロが乗る宇宙船「ミレニアム・ファルコン」を模しているそうです。
確かにUR-100とミレニアム・ファルコンは、その特徴的な形が一致しています。