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季節によって姿を変える。「生きた女神」が横たわる神秘的な庭園(イギリス) (2/2)

2020.06.10 Wednesday

前ページ400年の歴史を持つ神秘の庭園

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季節とともに変化する女神

女神像は、庭園での体験を豊かで思い出深いものにする目的で作られました。

彫像は中空になっており、木材と防風網で骨格ができています。

その表面に泥・セメント・砂を混ぜたものを塗って体が与えられました。

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製作時の様子/Credit: Pete & Sue Hill

そして、頭部や胴体ごとに異なる植物を植えることで、髪の毛や衣服が表現されました。

髪の毛には「モントブレチア」という葉が先細りになる植物が使われており、胴体は衣服と称して、コケやツタで覆われています。

もともと胴体は、地衣類を繁殖させるためにヨーグルトがコーティングされていたそうです。

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表面をセメントなどで整形/Credit: Pete & Sue Hill

それでは、女神像がどのように変化するのか、季節を追って見ていきましょう。

まずは春。

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Credit: Pete & Sue Hill

緑鮮やかな草木に覆われ、春のめざめを待っているかのようです。顔の表面にはコケが見られます。

そして夏。

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Credit: Pete & Sue Hill

温暖な気候で、自然の強い生命力が感じられます。

しかし、これが秋になると…

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Credit: nela.fernweh

命の移り変わりや儚さが巧みに表現されていますね。

そして冬。

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Credit: Pete & Sue Hill

周囲の草木も枯れ、一面の雪が女神を覆います。

雪化粧のせいか、表情もまた違った美しさを見せていますね。

しかし、春がやってくると、また緑が芽吹き始め、柔らかな微笑みを取り戻します。

その様子はまるで、時間とともに年を重ねる人のようであり、生命の豊かさが感じられます。

生きてる間に一度は見てみたいものですね。

「ナルニア国」かな?地域丸ごと凍ってしまったエリー湖周辺の家々

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/50871

【編集注 2020.06.15 15:42】
記事内容に一部誤りがあったため、修正して再送しております。
reference: boredpanda / written by くらのすけ
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