数が増えても絶滅リスクが減らない理由とは?
モウコノウマは、もともと中央アジアの草原地帯に生息していましたが、気候の変化や土地開発、密猟などにより減少しました。
野生種は、第2次世界大戦後に急速に減っていき、1969年を境に野生では目撃されていません。

野生下のモウコノウマはすでに絶滅宣言されており、現存するのは飼育下で繁殖した約2000頭の個体です。飼育種の数は安定して増やせますが、絶滅リスクの高さは変わりません。
飼育種は、1899〜1902年の間に捕獲された11頭と1947年に捕獲された1頭の計12頭を祖先に持ちます。つまり、現存する2000頭は、わずか12頭の祖先に収束されるため、遺伝的多様性がきわめて乏しいのです。
そうすると、環境の変化やストレス因子に弱く、免疫力も低下してしまいます。伝染病などが発生すれば全滅しかねません。
そのためにも、遺伝的な多様性を増大させる存在が必要となります。



























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