3位「Impossible grid typography」
3位になったのは、オランダのダニエル・マーレベルド氏が作成した映像「Impossible grid typography」です。
動画には、小さな立方体が集合してできたようなブロックがいくつか登場します。
それぞれのブロックには角があるため一見硬いイメージを持ちますが、動きからは逆に柔らかさを感じます。
また注視すると、ブロックが現実では不可能な動きをしていると分かるでしょう。
例えばこれは数字の「5」ですが、一見自然に回転しているように見えます。しかし、折れ目に注目するとやはりあり得ない動きをしていると分かりますね。
また「8の字型」のブロックも同じように回転しています。
こちらも見れば見るほど、「どちらの向きで回転しているのか?」「どちらが表でどちらが裏か?」という疑問が湧き、混乱するでしょう。
さて、「イリュージョン・オブ・ザ・イヤー2020」のベスト3をご紹介しました。前年度に引き続き、脳が混乱してしまうものばかりでしたね。
「Best Illusion of The Year Contest」には7~10位の作品も紹介されているので、是非ご覧になってください。
タイトルに一部誤りがあったため、修正して再送しております。