筋肉を増やしたいなら朝に多くのタンパク質を摂取すべき!
現在、多くの国では朝・昼・夕食といった3食の中でタンパク質の摂取量に偏りがあります。
その中でも特に朝食におけるタンパク質摂取量は少ないと言われています。
そこで研究チームは、マウスを用いた動物実験で、タンパク摂取量の偏りと筋量増加の関係性を調査しました。
実験では、マウスを1日2食「朝食(起床後)・夕食(就寝前)」の条件下で飼育。
1日の総タンパク質摂取量は変えず、①朝食タンパク質多め、②均等、③夕食タンパク質多め の3グループで筋量増加率に違いがあるか調べました。
その結果、最も筋量増加したのは、朝食にタンパク質を多く摂ったグループ①でした。
逆に夕食にタンパク質を多く摂ったグループ③では、筋量増加率が最も低くなりました。
また追加研究によって、朝食の筋量増加には分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシン)の摂取が大きな役割を果たしていると判明。
では、なぜ朝にタンパク質を摂取することが効果的な筋量増加につながったのでしょうか?