“Golden State Killer(ゴールデン・ステート・キラー)” と呼ばれ、1970-80年代にかけて12件の殺人や50件のレイプなどの罪で全米を震え上がらせた DeAngelo(ディアンジェロ)が先日、事件から40年の時を経て逮捕されました。
この世界のどこかに潜む彼のような「連続殺人犯」や「サイコパス」。彼らも何らかの手段で、生きていくためのお金を稼がなくてはなりません。
興味深いことに、彼らの「異常な性質」と「職業」は、多くの場合リンクしています。つまり、彼らが選びやすい職業が実際に存在しているのです。ここでは、ここ50年でみえてきたその傾向についてそれぞれご紹介します。
「連続殺人犯」の場合
スキルや経験によって、4つのカテゴリーに分類されます。それぞれのカテゴリーにおいてのトップ3の職業がこちら。
・スキルの高い連続殺人犯
1位:飛行機のメカニック 2位:靴職人 3位:自動車の内装業
・水準が高くはないが、スキルがある連続殺人犯
1位:林業関連 2位:トラック・ドライバー 3位:卸売りの管理者
・スキルの低い連続殺人犯
1位:引越し業者・草刈りなどの一般労働者 2位:ホテルのポーター 3位:ガソリンスタンド店員
・専門職・公務員の連続殺人犯
1位:警察官・警備員 2位:軍人 3位:宗教関連
もちろん、この職に就いている人が連続殺人を犯しやすいわけではありません。しかし、ある職業が彼らにとって魅力的に映るのは事実。実際に、先日逮捕された DeAngelo(ディアンジェロ)は、警官、軍の職に就いた後にトラック・ドライバーになっています。